天皇皇后両陛下は、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県の輪島市と珠洲市を訪れ、被災した人たちを見舞われました。
両陛下は、午前11時前に特別機で石川県の能登空港に到着し、午後、自衛隊のヘリコプターで輪島市の中心部に入られました。
両陛下が発生から間もない自然災害の被災地を訪問されたのは、天皇陛下の即位後2回目です。
住民らが沿道で歓迎
石川県輪島市では、住民などが沿道に立って天皇皇后両陛下が到着されるのを待ちました。午後1時半ごろにバスが通過すると、集まった人たちは手を大きく振って歓迎しました。
両陛下も窓を開けて笑顔で手を振られていました。
野球をしているという輪島市の12歳の女の子は「すごく元気づけられたし、みんなも笑顔になったのでよかったです。グラウンドの状態が悪いけど野球を続けたいと思います。これからも頑張ります」と話していました。
また、生後4か月の子どもを連れて訪れた輪島市の女性は「こんな機会はないのでよかったです。地元が少しずつ復興していってくれればいいと思います。元気をもらえてよかったです」と話していました。
輪島市では、災害関連死の疑いを含め102人が亡くなり、「朝市通り」で大規模な火災がありました。
天皇皇后両陛下 輪島市と珠洲市を訪問 被災者をお見舞い
2024年3月22日 19時31分
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天皇皇后両陛下は、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県の輪島市と珠洲市を訪れ、被災した人たちを見舞われました。
両陛下は、午前11時前に特別機で石川県の能登空港に到着し、午後、自衛隊のヘリコプターで輪島市の中心部に入られました。
両陛下が発生から間もない自然災害の被災地を訪問されたのは、天皇陛下の即位後2回目です。
住民らが沿道で歓迎
石川県輪島市では、住民などが沿道に立って天皇皇后両陛下が到着されるのを待ちました。午後1時半ごろにバスが通過すると、集まった人たちは手を大きく振って歓迎しました。
両陛下も窓を開けて笑顔で手を振られていました。
野球をしているという輪島市の12歳の女の子は「すごく元気づけられたし、みんなも笑顔になったのでよかったです。グラウンドの状態が悪いけど野球を続けたいと思います。これからも頑張ります」と話していました。
また、生後4か月の子どもを連れて訪れた輪島市の女性は「こんな機会はないのでよかったです。地元が少しずつ復興していってくれればいいと思います。元気をもらえてよかったです」と話していました。
輪島市では、災害関連死の疑いを含め102人が亡くなり、「朝市通り」で大規模な火災がありました。
倒壊したビルや家屋など地震の爪痕が残る市街地を車で通り、火災があった現場に到着した両陛下は、坂口茂市長から当時の状況について説明を受けたあと、焼け跡に向かって深く一礼されました。
両陛下からねぎらいのことばをかけられた輪島市消防団の副団長の山吹英雄さん(64)は、「朝市通り」で起きた大規模な火災で消火活動にあたりました。
山吹さんは「地震で道路が寸断されたり消火活動に使う水がなくて戸惑ったりしたことをご説明すると、『大変でしたね』というおことばをいただきました。市民もうれしく思っていますし、元気をいただいて復興につなげていけたらと思います」と話していました。
また、発災当初から被害状況の把握にあたり、安否不明者の捜索活動を指揮した輪島警察署の小坂裕署長(57)は、「『警察の活動としてどのようなことが大変でしたか』と質問され、元日で署員の数が限られる中で対応にあたったことをご説明しました。被災された住民の方々と同じようにねぎらいの言葉をいただき、大変感激しています」と話していました。
続いて両陛下は、100人余りが避難生活を送っている近くの公共施設を訪ねられました。
おふたりは、ひざをついて被災者と同じ目の高さになって「おけがとかは大丈夫ですか」とか、「お体をお大事にしてください」などとことばをかけられていました。
また、災害対応にあたった警察官と消防団員にもねぎらいのことばをかけられました。
※続きは元ソースでご覧ください。
NHK NEWS WEB 2024年3月22日 19時31分
【皇室】天皇皇后両陛下 輪島市と珠洲市を訪問 被災者をお見舞い
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